第85回 上野千鶴子/高橋源一郎/司会・伊藤比呂美
第85回 声のライブラリー
朗読 | 上野千鶴子氏、高橋源一郎氏 |
司会 | 伊藤比呂美氏 |
日時 |
2016年5月14日(土) 2:00~4:00 |
会場 | 日本近代文学館 ホール |
定員 | 80名 |
受講券 |
2100円(会員1900円、学生1600円 ) |
上野千鶴子 (社会学者)
朗読作品
「はじめに-あげた手をおろす」『生き延びるための思想』岩波書店 2013 より
「亡命者」『のろとさにわ』(伊藤比呂美と共著)平凡社 1995 より
1948 年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長、東京大学名誉教授、立命館大学特 別招聘教授。94年『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年度朝日賞を受賞。挑発的ともいえる問題提起と鋭く鮮やかな論理で女性学、ジェ ンダー研究というジャンルを切り開く。著書に『セクシィ・ギャルの大研究』『家父長制と資本制』『ナショナリズムとジェンダー』『ケアの社会学』『〈おん な〉の思想』『おひとりさまの最期』などがある。
高橋源一郎 (作家)
朗読作品
『さよならクリストファー・ロビン』 (新潮社 2012 )
1951 年広島県生まれ。明治大学教授。81年『さようならギャングたち』で群像新人長編小説賞を受賞し、作家デビュー。88年『優雅で感傷的な日本野球』で三島 由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、06年『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』で宮沢賢治賞、12年『さよならクリストファー・ ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。近著に『動物記』『ぼくらの民主主義なんだぜ』『デビュー作を書くための超「小説」教室』『民主主義ってなんだ?』 (SEALDsと共著)などがある。
司会 伊藤比呂美 (詩人・作家)
1955 年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年第一詩集『草木の空』刊行。小説、エッセイ、古典の現代語訳、絵本など幅広い分野で作品を発表しつづけてい る。主な著書に『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『日本の霊異ナ話』『河原荒草』(高見順賞)、『読み解き「般若心経」』『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞)、『木霊草霊』『女の一生』『新訳 説経節』など、編著に『石垣りん詩集』がある。