第91回 声のライブラリー
11月11日(土) 高橋睦郎氏・恩田侑布子氏 司会:伊藤比呂美氏
2月、5月、9月、11月の第2土曜日に開催します。
毎回2人の文学者が自作をそれぞれ20分程度朗読しその後、司会者も加わって座談会をいたします。
定員80人と小規模な会場のため、間近に肉声を聞くことができ、なごやかで熱気ある会となっております。
会終了後はささやかなサイン会もあります。
なお、会の模様は石橋財団の援助により、ビデオに撮影し、貴重な視聴覚資料として長く保存しております。
第91回 声のライブラリー
終了いたしました。たくさんの方のご来場、ありがとうございました。
朗読 | 高橋睦郎氏、恩田侑布子氏 |
司会 | 伊藤比呂美氏 |
日時 | 2017年11月11日(土) 2:00~4:00 |
会場 | 日本近代文学館 ホール |
定員 | 80名 |
受講券 | 2100円(会員1900円、学生1600円 ) |
高橋睦郎(詩人)
朗読作品
「季語練習帖」 (俳誌「澤」2016年10月号、11月号、2017年9月号掲載)
1937年北九州市生まれ。福岡教育大学卒業。59年第一詩集『ミノ あたしの雄牛』刊行。以後、詩を中心に、短歌、俳句、小説、能、狂言、浄瑠璃などあらゆる分野で創作活動をつづける。82年『王国の構造』で藤村記念歴程賞、88年句歌集『稽古飲食』で読売文学賞、『兎の庭』で高見順賞、93年『旅の絵』で現代詩花椿賞、96年『姉の島』で詩歌文学館賞、2010年『永遠まで』で現代詩人賞、14年『和音羅読 詩人が読むラテン文学』で鮎川信夫賞、17年『句集 十年』で蛇笏賞、俳句四季大賞受賞。近著に『詩人が読む古典ギリシア 和訓欧心』『在りし、在らまほかりし三島由紀夫』『待たな終末』などがある。
恩田侑布子(俳人)
朗読作品
『夢洗ひ』(角川文化振興財団 2016)
『空塵秘抄』(角川書店 2008)
『振り返る馬』(思潮社 2005)
『イワンの馬鹿の恋』(ふらんす堂 2000)
1956年静岡市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。高校時代に俳句を始め、毎日俳壇(飯田龍太選)特選入選を重ねる。種村季弘・池内紀・平賀敬らの「酔眼朦朧湯煙句会」、草間時彦捌の連句「木の会」で句座を楽しむ。「樸」代表。2013年評論集『余白の祭』でドゥマゴ文学賞受賞。2014年パリ日本文化会館客員教授としてコレージュ・ド・フランスをはじめフランスで講演を行う。2017年、句集『夢洗ひ』で芸術選奨文部科学大臣賞、現代俳句協会賞を受賞。句集に『イワンの馬鹿の恋』『振り返る馬』『空塵秘抄』『夢洗ひ』、共著に『現代俳句ハンドブック』『句会遊遊』『三省堂 名歌名句辞典』など多数。
司会 伊藤比呂美(詩人)
1955年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年第一詩集『草木の空』刊行。小説、エッセイ、古典の現代語訳、絵本など幅広い分野で作品を発表しつづけている。主な著書に『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『日本の霊異ナ話』『河原荒草』(高見順賞)、『読み解き「般若心経」』『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞)、『木霊草霊』『女の一生』『新訳 説経節』『切腹考』など、編著に『石垣りん詩集』がある。
都合により朗読作品などが変更になる場合があります。
終了後、サイン会をおこないます。