第92回 声のライブラリー


2018年2月10日(土) 貞久秀紀氏・滝口悠生氏 司会:小池昌代氏


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2月、5月、9月、11月の第2土曜日に開催します。
毎回2人の文学者が自作をそれぞれ20分程度朗読しその後、司会者も加わって座談会をいたします。
定員80人と小規模な会場のため、間近に肉声を聞くことができ、なごやかで熱気ある会となっております。
会終了後はささやかなサイン会もあります。
なお、会の模様は石橋財団の援助により、ビデオに撮影し、貴重な視聴覚資料として長く保存しております。

第92回 声のライブラリー

朗読 貞久秀紀氏、滝口悠生氏
司会 小池昌代氏
日時 2018年2月10日(土) 2:00~4:00
会場 日本近代文学館 ホール
定員 80名
受講券 2100円(会員1900円、学生1600円 )

【お申し込み方法】
お申し込みは、郵便振替をご利用ください。折り返し受講券をお送りいたします。

通信欄に「声のライブラリー」と明記の上、2,100円を下記口座にご送金ください。

口座記号番号:00140-0-47730
加入者名:公益財団法人 日本近代文学館


貞久秀紀(詩人)

朗読作品

『石はどこから人であるか』思潮社 2001  より
「質素なしあわせ」「石はどこから人であるか」

『リアル日和』思潮社 1996  より
「田中理容店」

『具現』思潮社 2017 より
「あかるい陰で」「幼鳥である子」

1957年東京都生まれ。大阪外国語大学卒業。20代の終わりころから詩作をはじめ、「詩芸術」「詩人会議」「詩学」に投稿。90年「詩学」新人。94年第一詩集『ここからここへ』刊行。98年『空気集め』でH氏賞受賞。詩集に『リアル日和』『昼のふくらみ』『石はどこから人であるか』『具現』、詩画集『石のこの世』(銅版画・木村茂)などがある。2010年『明示と暗示』では知覚体験を記述する「明示法」を試みるとともに、以後この記述法を実作の場から考察した文集『雲の行方』を刊行、写生の可能性を追求している。

 

滝口悠生(作家)

朗読作品
『茄子の輝き』新潮社 2017

1982年東京都生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。15年『愛と人生』で野間文芸新人賞、16年「死んでいない者」で芥川賞を受賞。著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『高架線』などがある。朗読作品『茄子の輝き』は、別れた妻を忘れられない「私」の語りを通して、東日本大震災から間もない時期の東京に働く人々、「私」の記憶、日常を描いた六編の連作。

司会 小池昌代 (詩人・作家)

1959年東京都生まれ。津田塾大学卒業。詩集に『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、小説に『感光生活』『タタド』(表題作で川端康成文学賞)、『自虐蒲団』『厩橋』『たまもの』(泉鏡花賞)、編著に『通勤電車でよむ詩集』『おめでとう』『恋愛詩集』など。池澤夏樹個人編集・日本文学全集02巻において「百人一首」の現代詩訳と解説を担当した。近著に詩集『野笑 Noemi』、エッセイと小説『幼年 水の町』がある。

 


都合により朗読作品などが変更になる場合があります。
終了後、サイン会をおこないます。