日本近代文学館創立50周年・開館45周年記念
川端康成と「日本の美」
2014年9月16日(火)~10月31日(金)
会場・パリ日本文化会館
(101bis, quai Branly 75015 Paris FRANCE)
開館時間 正午~午後7:00(木曜 正午~午後8:00)
観覧料 無料
休館日 日曜日・月曜日
監修 川端香男里 川端康成記念会理事長
坂井セシル パリディドロ大学教授
和田博文 東洋大学教授
こ のたび、日本近代文学館では1963年の創立から50周年、1967年の開館から45周年を記念し、館の設立運動に尽力した初代名誉館長であり、日本初のノーベル文学賞受賞作家でもある川端康成の芸術をたどる特集行事「川端康成と『日本の美』」を、パリ日本文化会館と共催し、フランス・パリの同館において開催いたします。
〈開催概要〉
・展覧会 「川端康成と『日本の美』―伝統とモダニズム」(9月16日~10月31日)
・作家・多和田葉子氏による記念講演会 「雪の中で踊るたんぽぽ」(9月17日)
・国際シンポジウム 「川端康成21世紀再読―モダニズム、ジャポニスム、神話を越えて」(9月17・18日)
・特集映画上映 「映画から見た川端康成の文学」(10月4日~25日)
世界中で多くの作品が翻訳され、「日本の美」を伝えてきた川端文学と、そこに描かれた浅草・鎌倉・京都といった日本の都市の風土、美意識との関係、また、ヨーロッパの前衛芸術運動、モダニズム運動との同時代性を明らかにすることで、伝統とモダニズムという川端文学の全体像を世界に紹介します。