近代の詩歌Ⅱ
2016年12月3日(土)~2017年3月25日(土)
開館時間 | 午前9:30~午後4:30(入館は4:00まで) |
観覧料 | 一般 100円 団体割引はありません |
休館日 | 日・月曜日、年末年始(12月27日~1月4日) 第4木曜日(1月26日、2月23日、3月23日) 特別整理期間(2月14日~18日(第三週)) *また、2月25日(土)と28日(火)は、展示替え作業のため休室します |
唄を忘れたかなりやは
うしろの山に棄てましょか。
いえ、いえ、それはなりませぬ。
(西条八十「かなりや」より)
明治維新によって近代的な統一国家への道を歩み始めた日本は、西欧の政治、経済、軍事等の諸制度や、さまざまな文化を急速に取り入れ、近代国家としての体裁を整えてゆきました。その中で、近代にふさわしい「文学」の形が模索され、現代の我々がイメージする小説や詩歌の姿が形作られてきました。
本展ではこの明治期から昭和初期までの文学史上に代表的な詩人・歌人・俳人の作品を、原稿、初版本、写真などでご紹介致します。
教科書で習ったなつかしい詩、新しく目にした心にしみる歌…さまざまな出会いが待っています。初版本の美しい装幀もあわせてご覧ください。
主な出品資料
<原稿・草稿(すべて複製)>
森鷗外「うた日記」
石川啄木「悲しき玩具」
永井荷風訳 「仏蘭西の小都会」
室生犀星「小景異情・その六」
萩原朔太郎 「情慾」
堀口大学「詩の翻訳に就いて」
宮沢賢治「春と修羅」
平戸廉吉「即興詩」
伊藤整「若い詩人の肖像」
堀辰雄「病」
西脇順三郎「アン・ヴァロニカ」
中原中也「冬の長門峡」 他
※下線のある資料の展観は2月24日(金)まで
同時開催 全国文学館協議会 共同展
3.11 文学館からのメッセージ
2017年3月1日(水)~3月25日(土)
詳細はこちらをご覧ください。