協力企画展 三島由紀夫生誕100年祭


2024年11月30日(土)―2月8日(土)

開館時間 午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
観 覧 料 一般300円(団体20名様以上は一人200円)
中学生・高校生100円
休 館 日 日曜日・月曜日・12/27(金)~1/6(月)・1/14(火)・1/23(木)

1/13(月・祝)は開館

主  催 三島由紀夫生誕100年祭実行委員会
協  賛 白百合女子大学
協  力 日本近代文学館、アートプランニング レイ、日仏会館・フランス国立日本研究所
後  援 山中湖文学の森三島由紀夫文学館

 

三島由紀夫生誕100年にあわせ、協力企画展「三島由紀夫生誕100年祭」を開催いたします(主催:三島生誕100年祭実行委員会)。
三島由紀夫とその文学の全貌を「ミシマニア(三島愛)」「ビブリオマニア(書物愛)」「ヤポマニア(日本愛)」の三つのキーワードから回顧します。

くわしくは主催者ホームページをご覧ください。https://mishima100.jp/

また、館報「日本近代文学館」322号(2024年11月15日)には、
実行委員会の井上隆史氏に本展覧会についてお書きいただいております。
館報のお求めはウェブショップから。 https://www.bungakukan.or.jp/webshop/kanpo/

 

● 部門構成

 

 ミシマニア 三島愛

マニアとは愛すること。「文」を愛し「武」を愛した三島は、「人」を愛する一人の人間でもありました。書簡、署名入り献本、名刺や絵葉書に書かれたメッセージの数々は、三島をめぐる人間関係の環を物語ります。
ミシマニアとは、そんな三島由紀夫を愛し、三島を想って新たな存在を生み出す私たち自身のこと。ミシマニアによって、三島の魂は時空を超えて輝き続けるのです。

 

ビブリオマニア 書物愛

ビブリオマニアとは書物を愛すること。三島由紀夫は生涯にわたって、自分自身の美しい本造りにも心血を注ぎました。装幀、挿画、本の重さ、手触りも、作品の芸術的完成度とともに、大切な本の命なのです。
理想の造本は一人では出来ません。三島は出版人や画家たちと篤い信頼関係を結び、時には進んで自ら写真の被写体ともなって、マルチ編集者として奔走しました。

 

ヤポノマニア 日本愛

1970年11月12日から17日までの6日間、三島由紀夫は池袋の東武百貨店で自身の展覧会を開催しました。会場は、「書物」「舞台」「肉体」「行動」の四つの河に分かれ、すべてが、「豊饒の海」へ流れ入るように構成されました。
11月25日、三島は市ヶ谷の陸上自衛隊バルコニーで演説した後、総監室で自決します。それは三島由紀夫という存在全体の表現であり、ヤポノマニアの実践でもありました。

 

●各種イベントも

館内外でも各種イベントを予定しております。
詳細・参加お申し込みについては主催者ホームページをご確認ください。
(すでに満員となったイベントもございます)
→ https://mishima100.jp/#event