近代の詩歌 Ⅰ
2016年6月25日(土)~9月17日(土)
明治期以降の日本における詩・短歌・俳句の発展と、その代表的な文学者をご紹介します
開館時間 | 午前9:30~午後4:30(入館は4:00まで) |
観覧料 | 一般 100円 団体割引はありません |
休館日 | 日・月曜日および第4木曜日(7月28日・8月25日) |
明治維新の衝撃によって近代的な統一国家への道を歩み始めた日本は、明治の藩閥政府により西欧の政治、経済、軍事等の諸制度や、さまざまな文化を急速に取り入れ、近代国家としての体裁を整えてゆきました。
現代の我々が思い描く「文学」もまた所与のものではなく、江戸期の漢詩文や和歌和文、戯作等を刷新あるいは部分的に継承しながら、先人たちの試行錯誤の中で確立していったのです。
通常展示「近代の詩歌Ⅰ」は、この明治期以降の日本近代文学史上における詩や短歌・俳句など短詩形文学の発展と代表的な文学者を、当館所蔵の複製原稿・書簡、書籍・雑誌等で紹介するものです。
主な出品資料
<原稿・草稿(すべて複製)>
外山正一「チャールス、キングスレー氏悲歌」
J.ゴールズワージ作、上田敏訳「大事取」
正岡子規「仰臥漫録」
北原白秋「慌て床屋」
室生犀星「小景異情」
萩原朔太郎「ソライロノハナ」
三好達治「桃花源(神崎川付近)」
堀口大学「ミラボウ橋」
中原中也「春の日の夕暮」
立原道造「夕(村の詩)」「日課」