第81回 西成彦/栩木伸明/司会・伊藤比呂美


第81回 声のライブラリー 

朗読 西成彦氏、栩木伸明氏
司会 伊藤比呂美氏
日時

2015年5月9日(土) 2:00~4:00

会場 日本近代文学館 ホール
定員 80名
受講券

2100円(会員1900円、学生1600円 *購入時・入場時に学生証をご提示ください)


西成彦 (比較文学)

朗読作品

『ターミナルライフ 終末期の風景』 作品社 2011
(翻訳作品より)
アイザック・バシェヴィス・シンガー『不浄の血』 河出書房新社 2013

1955 年岡山県生まれ、兵庫県出身。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。「イディッシュ」「亡命」「移 民」「越境」「マイノリティ」といったキーワードを軸に比較文学の視点から斬新な論考を数多く発表。2005年『耳の悦楽』で芸術選奨文部科学大臣新人賞 受賞。おもな著書に『マゾヒズムと警察』『ラフカディオ・ハーンの耳』『エクストラテリトリアル 移動文学論Ⅱ』『世界文学の中の『舞姫』』、翻訳書にイェジー・コシンスキ『ペインテッド・バード』、ショレム・アレイヘム『牛乳屋テヴィエ』、などがあ る

栩木伸明 (アイルランド文学)

朗読作品

『アイルランドモノ語り』 みすず書房 2013

(翻訳作品より)
キアラン・カーソン『琥珀捕り』 東京創元社 2004
コルム・トビーン『ブルックリン』 白水社 2012
W.B.イェイツ『赤毛のハンラハンと葦間の風』 平凡社 2015

1958 年東京生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程単位取得退学。早稲田大学教授。専攻はアイルランド文学・文化。2013年『アイルランドモ ノ語り』で読売文学賞 随筆・紀行賞受賞。主な著書に『アイルランド現代詩は語る―オルタナティヴとしての声』『アイルランドのパブから―声の文化の現在』『声色つかいの詩人た ち』『アイルランド紀行-ジョイスからU2まで』、翻訳書にJ.M.シング『アラン島』、コラム・マッキャン『ゾリ』、ウィリアム・トレヴァー『聖母の贈 り物』、ブルース・チャトウィン『黒ケ丘の上で』などがある。

 


司会 伊 藤 比 呂 美 (詩 人)

1955 年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年第一詩集『草木の空』刊行。小説、エッセイ、古典の現代語訳、絵本など幅広い分野で作品を発表しつづけてい る。主な著書に『良いおっぱい悪いおっぱい』『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、『日本の霊異ナ話』『河原荒草』(高見順賞)『読み解き「般若心経」』 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞)『木霊草霊』『女の一生』『新訳 説経節』などがある。