第76回 絲山秋子/阿部日奈子/司会・伊藤比呂美
第76回 声のライブラリー
朗読 | 絲山秋子氏、阿部日奈子氏 |
司会 | 伊藤比呂美氏 |
日時 | 2014年2月8日(土) 2:00~4:00 |
会場 | 日本近代文学館 ホール |
定員 | 80名 |
受講料 | 2000円 (会員1800円、学生1500円 *購入時・入場時に学生証をご提示ください) |
阿部日奈子(詩人)
朗読作品
「朽ちなむ名こそ」 『典雅ないきどおり』(書肆山田 1994年)より
「酷薄/inframince」 『海曜日の女たち』(書肆山田 2001年)より
「蜉蝣日記」 『キンディッシュ』(書肆山田 2012年)より
1953年東京生まれ。高校修了後、書籍校正の仕事のかたわら、
83年頃から詩を書きはじめる。90年『植民地の地形』で歴程新鋭賞、
2002年『海曜日の女たち』で高見順賞を受賞。詩集に『典雅ないきどおり』『キンディッシュ』、
翻訳に『楽園創造 書割スイス文化史』『あかいはっぱ きいろいはっぱ』 がある。
’11年『野の夫人』(山崎佳代子編、マリア・ギチッチ・ プスロイッチ訳)をセルビアで刊行。
’10年から’13年まで現代詩花椿賞の選考委員を務めた。
絲山秋子(作家)
朗読作品
「ニイタカヤマノボレ」 『忘れられたワルツ』(新潮社 2013年)より
1966年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2001年まで住宅設備機器メーカーに勤務。
’03年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞し作家デビュー。
’04年『袋小路の男』で川端康成文学賞、’05年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、
’06年『沖で待つ』で芥川賞を受賞。
主な著書に『逃亡くそたわけ』『ばかもの』『妻の超然』『末裔』『不愉快な本の続編』などがある。
’06年高崎に移住。FMぐんま「Vitamin Cafe」隔週水曜に出演している。
司会 伊藤比呂美(詩人)
1955年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。78年第一詩集『草木の空』刊行。
小説、エッセイ、古典の現代語訳、絵本など幅広い分野で作品を発表しつづけている。
主な著書に『良いおっぱい悪いおっぱい』『ラニーニャ』(野間文芸新人賞)、
『日本の霊異ナ話』『河原荒草』(高見順賞)『読み解き「般若心経」』
『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞)、
『今日』『閉経記』『犬心』などがある。