「教室」と「文学」をつなぐ―日本近代文学館を橋渡しとして(2024年度)
日本近代文学館では、2017 年より夏季企画展「教科書のなかの文学/教室のそとの文学」として、いままでに芥川龍之介「羅生門」(2017・23 年)、中島敦「山月記」(2018 年)、森鷗外「舞姫」(2019 年)、夏目漱石「こころ」(2021・22 年)をテーマとした展覧会を開催いたしました。今年の夏は、中島敦の「山月記」をテーマとした展覧会を開催いたします。2018 年に開催した展示内容をベースに、最新の研究動向を反映させます。
夏季企画展と連携して開設する本セミナー「教室」と「文学」をつなぐは、教育現場で教えていらっしゃる先生方を対象としたセミナーです。今年も下記2種類のセミナーを実施いたします。
なお本セミナーを会場参加にてお申込みの方は、当日に中島敦「山月記」展を自由にご覧いただけます。ぜひご参加ください。お申し込みをお待ちしております。
●第1回 総合的セミナー
終了しました
≪講師≫
小平麻衣子 /慶應義塾大学教授(明治書院教科書編集委員)
紅野謙介 /日本大学名誉教授(筑摩書房教科書編集委員)
≪セミナー内容≫
「教室」と「文学」をつなぐレクチャー(約70分)
「教室」と「文学」をどうつなぐか―講師を交えた意見交換(約70分)
●第2回 中島敦「山月記」セミナー
終了しました
≪講師≫
山下真史 /中央大学教授(中島敦「山月記」展編集委員)
≪セミナー内容≫
中島敦「山月記」とその時代―編集委員によるレクチャー(約70分)
教室で中島敦をいかに教えるか―講師を交えた意見交換(約50分)