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2017年から2021年に当館で開催した「教科書のなかの文学/教室のそとの文学」展を書籍化。
各編集委員の書き下ろし解説と豊富なオールカラーの資料図版で、国語の定番教材である「羅生門」「山月記」「舞姫」「こころ」を読み解きます。
目次
『教科書と近代文学』刊行にあたって 坂上弘
はじめに 教科書で読む文学作品は何をもたらすのか 中島国彦
第1章 芥川龍之介「羅生門」 庄司達也
第2章 中島敦「山月記」 山下真史
第3章 森鷗外「舞姫」 須田喜代次
第4章 夏目漱石「こころ」 中島国彦
《北村薫さんインタビュー》良き羅針盤としての教科書
あとがき 安藤宏