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収録内容
エッセイ
中村明 文は人なりき
樽見博 調べることの楽しさと限界
坂井セシル フランスにおける日本文学の受容 ――翻訳と研究の近況
山本芳美 有島生馬の小説「彫千代」と関連資料について
山中剛史 『谷崎潤一郎と書物』その後 ――『春琴抄』赤表紙本の謎
水村美苗 とうに終わっていた「女流文学」
論考
高橋修 内田魯庵訳『小説罪と罰』と二葉亭四迷
馬場美佳 耐震元年の「五重塔」――濃尾大地震と〈暴風雨〉
吉田昌志 尾崎紅葉と高村光太郎 ――その肖像制作をめぐって――
小平麻衣子 獅子文六「やっさもっさ」原稿にみる「混血児」・売春婦・女のビジネス
関礼子 漱石「野分」前後と絵画の領域 ――『草枕絵巻』を補助線として――
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資料紹介
資料翻刻 伊藤整宛諸氏書簡 ――チャタレイ裁判関係書簡を中心に
(青木裕里香・石川賢・小川桃・加藤桂子・田村瑞穂・土井雅也・信國奈津子・宮川朔・宮西郁実)